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電子棚札(ESL)のメリット・デメリットをご紹介

電子棚札(ESL)のメリット・デメリットをご紹介

大手家電量販店やスーパーなどで導入され始めている電子棚札。

今回はそんな電子棚札を導入するメリットとデメリットについて解説します。

 

電子棚札を導入するメリット

 

まず電子棚札について簡単に説明します。

電子棚札とは、英訳の「Electronic shelf label」の頭文字を取り、「ESL」とも呼ばれ、従来の紙の値札に代わるデジタルの表示器として注目されています。

詳しくは下記の記事を御覧ください。

 

https://rental.grt-esl.jp/blog/electronic-shelf-label-introduction/

 

そんな電子棚札にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

顔の書かれた積み木の腹部にメリットのアルファベットが書いてある

1.張り替え業務の効率化

 

まず、電子棚札を導入すると値段変更に伴う手間をなくすことができます。

店舗での価格変更については人手で行っているのがほとんどで、1日に頻繁に価格を変更する、閉店後閉店後や早朝に総出で数時間掛けて行うなど、店員にとって負担が大きいケースも少なくないでしょう。

 

さらに人の手による価格の変更はミスを引き起こします。そのため、会計時に値段が違うことで、お客様とのトラブルが起こりかねません。これは販売機会を損失してしまうことに繋がります。

 

さらに、電子棚札を導入すれば、とPOSシステムと連携しているので、価格変更のたびに張り替えるという作業が必要ありません。その結果、店員はこの作業にかかっていた時間を接客などに時間を割くことができます。

手間を削減することのみならず、変更に伴う資源コストや人的コストを削減することにも繋がります。

 

2.自由に価格を変更できる

POSシステムと連動しているため、売価エラーを防ぐことができます。上記でも述べたように、張り替えの心配がいらず数十秒で価格を変更することができます。そのため、タイムセールや日配品などの日々仕入れが代わるもの、他店との価格競争に応じて値段を変更することができます。

現在、テーマパークなどでも取り入れられているダイナミックプライシングを小売店でも導入していくようになると、廃棄ロスを防ぐことができます。

 

3.販売促進機能

電子棚札にQRコードを表示させることで、商品詳細ページまで誘導したり、NFC機能を用いて、自社アプリと連携をはかりながらクーポンやキャンペーンを配信することで、顧客の購買体験をより良いものにすることができます。

 

デメリット

電子棚札には上記のメリットがありますが、デメリットもあります。

 

1.導入コストが掛かる

 

電子棚札はサイズにもよりますが1枚当たり1,000円~5,000円程度かかります。紙の値札と比べてはるかに費用がかかります。

更に、棚札以外にも通信用のアクセスポイントやシステムの利用費、その他工事費用が導入費用、ランニングコストとして掛かります。

導入を検討する際には、実際にどのくらい必要であるのか、費用対効果が見合うのかなどを慎重に考える必要があります。

コストについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

https://rental.grt-esl.jp/blog/electronic-shelf-labels-price/

 

 

2.訴求力が劣る

 

手書きの値札では、大きな値札POPで詳細の商品説明や、特定の商品を特別に見せるよう、その訴求力の高さがあります。

一方で電子棚札では、大型なものは単価が高い上、カラーも限定的であるため、統一感があり、紙と比べ訴求力が劣ってします場合があります。

そこで、アピールしたい商品に対しては値札POPを使用し、値段が変動しやすい商品には電子棚札を使う、もしく電子棚札と同時にタブレット型のサイネージで商品の詳細をアピールする、などの方法が考えられます。

 

まとめ

いかがでしたか。

電子棚札にはメリットがある一方でデメリットもあります。

GRトレードでは電子棚札を試してもらいやすくするために、1枚から始められるレンタルプランをご用意いたしました。

これからの時代は店舗の省人化や経費の削減などのDX化がテーマとなります。

電子棚札の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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