電子棚札(ESL)は製造現場でどう使う? 表示器としての活用方法をご紹介

スーパーマーケットや家電量販店などの小売店で続々と導入され始めている電子棚札。
電子棚札は店舗業務の効率化のために小売業向けの「電子値札」として開発され、広く活用されています。しかし、電子棚札は「値札」の代わりだけではなく、「表示器」としての活用方法があります。
この記事では、表示器である電子棚札の製造業における活用方法について解説します。

電子棚札とは

先に述べたように、紙の値札に代わって価格や商品名などの情報を表示するデジタルの値札です。従来の紙の値札と違い、ネットワークを用いて柔軟な価格変更が可能です。
そのため、価格変動の激しい家電量販店や、セールや日々仕入れの変わる商品を扱っているスーパーなどで活用されています。

電子棚札について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

製造業における活用方法

製造業での電子棚札(ESL)の活用方法は大きく以下の3つがあります。

1. 工程指示書・作業指示書
2. 工程内の表示器
3. 組立工程のピッキング

それぞれについて説明していきます。

工程指示書・作業指示書としての活用

まずご紹介するのは、工程指示書・作業指示書としての活用方法です。

従来、各工程の指示書を搬送台車などに手書きの指示書を差し込むのが一般的でした。
しかし、工程指示書・作業指示書として電子棚札(ESL)を活用することで、ペーパーレス化を実現できます。

電子棚札システム上であらかじめ用意されているテンプレートを変更したり、PDA端末を用いてテンプレート化されている指示書を電子棚札に紐づけ表示を変更したりなど、簡単にワンタッチでの表示変更が可能です。

これにより、都度書く手間の削減や人の手による書き換えの防止に役立てられます。

工程内の表示器

次にご紹介するのは工程内の表示器としての活用方法です。

事前に生産管理の基幹システムと、電子棚札(ESL)のクラウドシステムをAPIで連携させておけば、
生産ラインの工程毎に機種、品名、品番、日付はもちろん、生産数や良品、不良品、歩留まり、などの情報を瞬時に電子棚札(ESL)に反映させられます。
さらに、理論在庫数を表示させることで、現在庫数との相違を発見でき、正確な在庫管理に繋がります。
このように、電子棚札は表示器として用いることで、生産ラインサイドでの情報の「見える化」に繋がります。

組立工程のピッキング

最後にご紹介するのは、組立工程のピッキング作業に役立てる方法です。

大量生産のカンバン方式ではなく、多品種少量の屋台方式で、ロボットなどを使った自動組み立てではなく、人が手組みで組み立てる現場での活用方法です。
多品種少量で、人力で組み立てる製造現場では、生産する完成品の機種が多く、機種の変更、段取り替えの度に組み付ける部品が変わります。
熟練工はどの棚にどんな部品が保管されているかを把握しているため、部品を探してピッキングするスピードが速いです。
しかし、業務に不慣れな新卒や新人アルバイトはピッキングに手間取り、似た形状の部品の見分けがつかない事も多々あります。
このピッキングをより簡便に、スピーディに、正確に行うために電子棚札(ESL)を活用していただけます。
機種ごとの作業指示書をバーコードリーダーで読み取ると、その機種の組み立てに必要な部品が、部品棚に並べられている部品箱に付けられた電子棚札(ESL)のLEDランプを全て点灯させる事で、見落としがない限り全ての部品をスピーディに正確に漏れなくピッキングできます。
これにより、不慣れな新卒や新人アルバイトであっても生産性を向上させる事ができるでしょう。

まとめ

製造現場で電子棚札を活用すると、段取り替えや手書きの手間の省力化、スピードや正確性のアップ、見える化できます。

製造業の現場でこれらファクトリーオートメーション(FA)の制御機器で導入を検討するとなると、以下のような課題があります。

7セグのデジタル表示器であると、情報が一つしか表示できません。
また、複数の情報を表示するためにタッチパネルなどを導入するとなると、1台で何万円も費用が掛かります。

上記課題から紙の情報をデジタル化する事は困難でしたが、電子棚札(ESL)であると1台あたり1,000~2,000円台で導入できるため、活用方法の選択肢が広がるでしょう。

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