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電子棚札を導入した事例、お客様の声を集めてみました

電子棚札を導入した事例、お客様の声を集めてみました

売り場の環境改善に必要不可欠となった電子棚札。これから導入を検討される小売店は多いのではないでしょうか?しかし、導入に際してもっとも重要なことは費用対効果の測定です。今回は実際の導入事例の紹介と、導入後のお客様の声を集めてみました。導入検討の参考としてお役立てください。

電子棚札の導入事例とお客様の声

初めて電子棚札を導入検討される方にとって気になるのは、その効果です。では実際の導入事例とともに、導入後におけるお客様の印象をご紹介していきます。

電子棚札導入事例1.大手家電量販店

導入前の課題

量販店における導入前の課題は、競合他社との価格競争。多いときには1日に3回も価格の修正を行っていました。毎回パソコンを使用して価格の打ち直し、印刷してハサミで紙をカットして、売り場に向かって棚札の交換をしていました。要するに現場の業務負担が多いことが課題でした。

またネットの掲載価格と実店舗の表示価格が違うという、いわゆるヒューマンエラーが散見されることも問題でした。ネット情報と価格が違う場合、顧客の信頼を失ってしまいます。

導入後の印象

店頭の価格変更に費やす人的・時間的コストがかなり軽減できました。ひとつひとつ手作業で棚札変更していたのですが、一斉に価格の変更ができるようになり、ネット価格との相違を防げる様になりました。店頭スタッフも他の業務に集中できるようになって、とても助かっています。

電子棚札導入事例2.酒屋

導入前の課題

個人で経営しているため、とにかく業務の負担が大きすぎました。営業終了後も残業は当たり前、休日出勤することもザラでした。商品の入れ替え毎に値札の変更が結構な負担となっていて、その作業が億劫でついつい後回しにしていました。

導入後の印象

値札変更の手間が軽減できたことで、他の業務に費やす時間が増えました。結果として全体的にミスが減り、残業時間の短縮にもつながりました。家族と過ごせる時間も以前より増え、心に余裕が生まれました。

電子棚札導入事例3.清助刃物

導入前の課題

プライスカードの張替え作業が手間に感じていました。また、棚卸しなどの在庫管理も毎月相当な苦労を重ねていて、少人数で回している店舗のため各人の業務軽減が当面の課題でした。

導入後の印象

値段の変更はさほど多くないですが、やはり手作業でかかる時間に比べて相当な時間短縮につながりました。ただ、もっと驚いたのは在庫管理の部分です。システムに連動した在庫管理ができ、今までアナログで行っていた在庫管理がとても楽になり、大幅な時間短縮ができました。

 

電子棚札導入事例3.KIRIMOYA

導入に至った経緯

商品の入れ替えが多く、都度値札を印刷して張り替える作業にとても時間を取られると考えていました。そのため本来重視するべき接客に支障を与えてしまうのではと思っていました。

導入後の印象

導入後、従業員が張り替え作業を行うことなく、柔軟に価格を変更できるため、スムーズな店舗運営の手助けとなっています。改めて電子棚札の必要性を感じています。

電子棚札導入に対する印象のまとめ

電子棚札を導入したことで改善したことは、一様に「現場スタッフの業務軽減」という部分です。電子棚札はお客様のために導入するものではなく、内部的な業務をスムーズに行いミスを無くすことが主な目的です。現場の負担が減る分、お客様にも十分なサービスを提供できる様になります。

次世代の売り場環境構築ツールと呼ばれていた電子棚札は、今や売り場のスタンダードと化す

一昔前は先進的で導入にも相当なコストが必要だった電子棚札ですが、今や中小の店舗でも導入が進んでいます。その背景には電子棚札に参入するメーカーが増え、価格が当時よりリーズナブルになってきていることが挙げられます。また、現場では常に雇用スタッフの問題を抱えており、少子化も相まって、人員の確保が困難になっていることも要因のひとつです。

消費者にとってお店のイメージは大切です。どんなに美味しいレストランでも、接客態度が悪いとまた行こうとはあまり思わないですよね?では何故、接客サービスが十分に行えないのでしょうか?それにはもちろん個人のスキルも関係します。単純に人当たりが悪い人もいるでしょう。

しかし根本的な問題は、個人が負担する業務が多すぎることです。精神的、体力的な負担が多くなると、本来重視すべき業務にも支障が及びます。また、士気の低下にもつながり、本来の個のパフォーマンスを発揮することができなくなる恐れもあります。

広告やセール戦略など、集客に対しても施策政策にいくら力を入れても、肝心なスタッフの働きやすい環境を作り上げないと良い売り場にはなりません。店舗の業務負担軽減に対する重要度に気づき始めた企業は、その一環として電子棚札導入を真剣に考える時期に来ています。

電子棚札はお客様と直接的な因果関係はない、しかし…

端的に言えば電子棚札の導入は、お客様にとってはどうでも良いことです。手書きのPOPを毎回工夫して用意したほうが、お客様にとっては見えやすいかもしれません。なのでセール商品など「これを売りたい!」という商品のPOPとしては向いていません。定番商品には電子棚札、特売品は今まで通りの手書きで目立つPOPというように、メリハリを出した演出が必要になります。

ただ、お客様にはあまり関係のない電子棚札の導入も、間接的には大きな効果を得ることができます。

お客様とコミュニケーションの場が増える、気軽に声がけが出来る安心感

家電量販店やホームセンター。数多の商品が陳列される店舗で、お目当ての商品を探すのに苦労することがあります。そんな場合、店舗のスタッフに声をかけて尋ねることも少なくありません。

その時の対応はお店によって様々です。例えば常に案内や説明をしてくれるスタッフがフロアに常駐しているお店。こういうお店は安心感があり、こちらからも声がかけやすいです。

しかしとあるお店では常にスタッフが他の業務に追われているのか、声がけしても適当にあしらわれたり、そもそも今は喋りかけないでくれというオーラすら感じたりすることもあります。

もちろん買い物は安ければそれでいい、安いことが最大のサービスだ。という考え方もあるでしょう。しかし、買い手とすれば接客サービスが充実していれば、より気持ちよく買い物ができ、またリピートしようという気持ちになります。

売り場の業務負担軽減の重要性に気づいてほしい、電子棚札は最も効率の良いツールである

さて、今回は電子棚札の実際の導入事例をもとに、その効果や感想をご紹介してきたわけですが、現場が求めているのは業務軽減における売り場の活性化です。要するに電子棚札は、それを実現するためのひとつのツールでしかありません。

コロナ禍や慢性的な不景気で客足も売上も伸び悩む今、新たな広告戦略はあまり期待できないかもしれません。であれば、今のうちに社内インフラの整備に目を向けても良いのではないでしょうか?最も効果がわかりやすいもののひとつとして、電子棚札を紹介させていただきました。

このご時世、ネット販売が勢力を拡大していますが、やはり実店舗ではネット販売には無い安心感があります。そういう意味では、もっと実店舗での接客サービス向上は必要ではないかと感じます。まずは電子棚札の導入で効果を感じていただき、現場スタッフの業務軽減、士気向上のために色々な施策を打ち出すきっかけになればと考えます。

やはり、売り場の主役は何と言ってもスタッフです。そこに気づくことが出来るかどうかが、これからの小売店にとって大切な部分ではないでしょうか?さて思いたった今、すぐに現場の不満や改善点を洗い出してみませんか?

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